フランス式アロマは、別名メディカルアロマと呼ばれています。フランス本国では臨床データも豊富で、体調不良の改善や病気の予防などを目的にしています。植物の有効成分が濃縮された、高濃度の精油を嗅ぐことで、脳にアプローチする方式と、塗布や、吸入、経口摂取によって身体にアプローチする方法があります。
ネリーグロジャン博士は、ホリスティック医学の開拓者であった両親のもと、ナチュラルハーブに囲まれた南仏プロヴァンスに生まれました。両親の影響と、香気の豊かな自然の中で幼少時代を過ごした彼女は、アメリカで博士号を取得し、植物エッセンシャルの有益性を疑うことのないものとしました。自身の、長年に渡る研究の集大成として『ビィオセンシィエール』を発表しました。現在は南仏プロヴァンスに創設した『芳香博物館』の運営をはじめ、自然療法の普及、啓蒙活動のために、世界各国で講演、執筆活動を続けています。また、多くのボランティアのプロジェクトを主催されています。